12月14日から12月21日の平日6日間「構造組立初級1研修 12月14日コース」が開催されました。構造組立における初級レベルの知識と技能の習得を目指していただきました。2日間は基本教育の座学です。4日間はヤスリ、ケガキ、穴あけ、皿取りなどを行う実習です。今回の研修におきましても、新型コロナウイルス感染拡大防止の万全な対策で開催しました。
座学では、安全衛生教育から始まり航空機の基本、図面の見方、計測器について学んでいただきます。そして工具の扱いについては、実物を見ながら注意点、作業方法等作業に必要事項を学んでいただきます。
実技では、安全な作業をするために危険予知活動から始めます。危険性のある行為を回避するため、仲間と意識を合わせ作業に臨むことが大切になります。
薄板穴明け作業です。細い40番ドリルから徐々にドリルの太さをを替えフルサイズにしていきます。早い段階であれば真円でない穴の修正が可能になります。講師の指導の下、常に確認を怠らず頑張っていただきたいです。
研修最終日には正しい姿勢およびドリルの使い方、ドリル貫通時の感覚を掴むなど冷静で正確な作業を習得されていました。厚板にもきれいな穴が明けられていました。