構造組立初級3研修が6月22日~6月24日の3日間、開催されました。梅雨の最中でしたが定期的な換気はもちろん、新型コロナウイルス感染拡大防止対策万全の中での講義となりました。構造組立初級3では、波目ヤスリ、ベルトサンダー、ドリルガイドについての座学、薄板合わせ練習、穴あけ(パイロットホール・フルサイズ)、打鋲、不良鋲の切り替え等の実技を行い、技術向上を目指していただきます。(6月22日)
穴あけ位置は部材へ正確に罫書をしなければいけません。図面を確認しながら順調に作業を進めていらっしゃいました。
穴あけは、特に厚板の場合ドリルの振動でズレが発生する、部材の形状が複雑である等、直角に穴があかず部材へダメージを与えることがあります。工具ドリルガイドを使用することで、直角に穴けが出来ることを学んでいただきます。手順に従い穴あけ開始から完了までドリルの動きに集中します。部材からドリルを抜くときに付着した切粉は、次の作業へ影響がないように必ず取り去ります。
リベットガンと当盤で打鋲をします。これらの構え方は構造組立初級2で学んでいただきました。構造組立初級3では、基本姿勢、リベット・ガンの力の方向と当盤の当て方を更に訓練しご自身に合った感覚を習得していただきました。(6月23日)