「構造組立初級2」6月9日コース

新型コロナウイルス感染予防に必要な対策を講じ、6月9日から6月16日の平日6日間に構造組立初級2研修を開催しました。新入社員5名の方々のご参加です。
 
 

初日は約5時間の座学で、作業をイメージしやすいように工具を使い、リベット・穴あけ・皿取り・打鋲について学びました。その後実習に入り、材料確認・穴位置の罫書・下穴(パイロットホール)をあけるまでの作業を行いました。構造組立初級1で習得した事が生かされます。(6月9日)
 
 
 

2日目から実技、フルサイズの穴あけ作業、穴の出っ張りを取るバリ取り作業、皿鋲の皿頭が部材より飛び出さないよう加工する皿取り作業を習得します。製品品質を左右する重要な作業です。測定器のゲージで平行度や平面度を確認しながら作業を進めます。皆さん慎重に対応されていました。(6月10日)
 
 

穴あけ作業では確実に基本姿勢を意識されており、更にドリルが貫通し穴のあく時の音や感覚さえ体感されているようでした。(6月12日)
 
 

リベットガンと当盤を使用する「打鋲一人打ち」作業は、正しい持ち方、タイミングを合わせないと振動でズレてしまうため苦労されているようでした。 不良鋲の切り替え/再打鋲を学びます。変形してしまったリベットは、手順に従いドリルとピンポンチを使用し部材にキズを付けないように外します。慎重に焦らず練習を積み重ねスキルアップして頂きたいです。