構造組立初級3 6月6日コースが(6月8日までの平日3日間)開講しました。初級2から引き続き、2名の新入社員の方々に受講していただきました。3日間の短い期間に半日の座学(波目ヤスリ、ベルトサンダー、ドリルガイドの作業方法)、実技はトリム作業と精度の高い穴明け作業を習得していただきます。(6月6日)
実技の始まりは危険予知活動を行い安全作業の確認をし、ケガキ、ドリルガイドを使用した穴明け作業へと進みます。角度、基本姿勢の保持、栓ゲージを使用し微調整を行いながら規定内に仕上げます。真円度、表面粗さ、直径精度などが要求されます。(6月7日)
薄板を2枚合せ、ズレないよう穴明け作業をします。Cクランプで2枚を合せた後、クレコ、万力で固定します。厚みがあるため、切粉が中に残らないよう細心の注意が必要になります。真円度および内面仕上げにリーマーを使用します。
打鋲(一人打ち)は、リベットガン、当て盤を部材に直角に当て力の方向はリベットの中心に向かって押します。ブレが生じるため苦労されているようでした。カシメの寸法も確認しながらの作業でした。
練習で習得された技術、職場での仕事に自信をもって望んで頂ければ幸いです。