構造組立初級1 5月21日コースが(5月28日までの平日6日間)開講しました。新入社員3名の方々に受講していただきました。初日から2日間は、安全衛生教育・航空機の基本についての生産職基本を学んでいただきます。計測については、スケールやノギス等の計測器を使用し目盛りの読み方(inch/mm)を習得します。正確な製品を作るために、真剣に取り組んでいらっしゃいました。(5月21日、22日)
3日目から実技が始まります。先ずは服装点検、工具の点検と使用方法を講師の指導に基づき確認していきます。その上であらゆる危険を想定し、安全に作業するための皆で行う危険予知活動は必須です。製品となる材料の確認については、計測器を使い決められた寸法であるかも確認します。(5月23日)
ヤスリ作業の前には、ヤスリの柄の取付や材料面に当てる角度、力加減等を講師から指導してもらいます。
座学で学んだ事を実技へ活かせると良いですね。
薄板への穴明け作業です。図面通りに穴の位置を罫書します。すぐにはフルサイズの穴は明けず、失敗しないようドリルのサイズを小さいサイズから徐々に大きくしていきます。キズを付けず中心に明くように、基本姿勢を保ち作業を続けます。穴が中心に明いたときの感覚を忘れないよう、繰り返し真剣に作業を続ける受講生の皆様でした。(5月25日)
厚板の穴明け作業を行います。薄板の穴明け作業と同様に、穴位置の罫書から進めていきます。薄板と違い厚みがある分、基本姿勢を保ち垂直にドリルを当てないと規定の穴は明きません。研修で体得した正確な穴明け作業を、是非職場で安全に実践できるよう頑張ってください。(5月28日)