構造組立初級1 4月4日コースが(4月11日までの平日6日間)開講しました。5名の受講生の方に学んでいただきました。初日から2日間は、安全衛生教育や航空機の基本など生産職基本についての座学です。中でも計測器の講義では、穴明け位置を正確に決め迅速に作業が進められるよう、ノギスの使い方などに時間を費やします。(4月4日)
3日目から実技が始まります。怪我の防止が最優先。先ずは服装の点検や正しいヘルメットの着用を確認します。続いて危険予知活動、工具の説明を聞き作業が開始されます。材料のカットラインの仕上げはヤスリを使用します。平滑な表面にするためにヤスリかけ角度の見極めが難しく、慣れない作業のため講師の教えを繰り返し実践します。4日目、いよいよ穴明け作業です。穴位置の罫書きをした薄板、基本姿勢を保ちドリルで真直ぐな穴を明けていきます。少しでも基本姿勢が乱れるとズレが大きくなり規定外の穴の大きさになってしまいます。(4月9日)
初めての穴明け作業ですが、講師から受ける基本姿勢や添え手の位置等の指導を漏らさず吸収しようと頑張っていらっしゃいました。万力でしっかりと固定をする事も大切な作業です。(4月10日)
厚板の穴明け作業です。薄板と同様に正確な罫書から始まります。薄板と違い少しのズレでも厚みの分、斜めに深くドリルが入ってしまいます。厚みが違う材料に合わせた穴明け作業を学び、職場で生かしていただければ有難いです。(4月11日)