構造組立初級1が2月19日から6日間(平日)の日程で開講しました。1日目と2日目に座学で学ぶのは、生産職基本となる安全衛生・有機溶剤・Basic Manner・航空機の基本・図面の見方・計測器・ヤスリ・ドリルでの穴あけ作業等の基本です。講義では実技で使用の際戸惑わないよう、実際に工具に触れながら仕組みを覚える場面もあります。3日目からは、怪我の無いよう危険予知活動の重要性と工具の使い方の説明を聞き、座学の知識と併せながら実技へ入ります。材料のヤスリ作業へ入ります。カットラインをヤスリを使い平滑な表面に仕上げるには、ヤスリの傾き、力加減が難しい作業となります。講師の技とコツを聞きながら習得します。(2月21日)
4日目からは穴あけ作業が始まります。薄板の材料に穴あけ位置を罫書します。ドリルで穴あけをしますが座学の知識だけでは上手くいきません。ちょっとしたドリルの傾きで中心がズレたり、穴が大きくなったりと。基本姿勢を整え何度も挑みます。熟練講師の教え確認しながら、受講生の方々は徐々にコツを掴んでいらっしゃるようでした。(2月22日)
基本姿勢を意識されています。
鉛筆の罫書は、穴あけ最中に手で摩れたり汚れてしまいます。ここで講師からの教えはテープで汚れを防ぐというものでした。小さな対応の積み重ねが、製品の完成度に関わってくる事を実感しました。
厚板の材料の穴あけ作業も、基本は同じ事です。冷静な判断と対応で頑張っていただきたいです。(2月23日)
危険予知活動でご安全に。(2月26日)